石巻広域クリーンセンター

最終更新日:2012.04.01

石巻広域圏2市1町の可燃性一般廃棄物を適正に処理するため,石巻市重吉町に建設した当施設は,ダイオキシンを含む公害対策を最大の目標に,ごみエネルギーの発電と,処理後に発生するスラグの有効利用等を行う,リサイクル型の処理施設であります。
 ダイオキシン類抑制に最も有効なガス化溶融炉の導入は,石巻広域圏の生活環境を守り,自然豊かな環境を後世に引き継ぐ道しるべとなるよう万全を期しております。

石巻広域クリーンセンター
所 在 地 石巻市重吉町8-20
処理区域 石巻広域圏2市1町
処理対象物 可燃性一般廃棄物
建築面積 6,335.97平方メートル
敷地面積 37,922.47平方メートル
処理能力 230t/日(115t/日×2基)
処理方式 流動床式ガス化溶融炉
操業開始 平成14年12月

焼却炉の特徴

1.高温で処理し,排ガス量も少なく,ダイオキシン類を含めた有害物質の排出が少ない。

2.ごみのエネルギーを利用して経済的な溶融処理ができる。

3.リサイクルに適したスラグ・鉄・アルミ及び電力が回収できる。

4.シンプルな炉とシステム構成で運転がしやすい。

ごみ処理施設の特徴

ごみから回収されるリサイクル物について

スラグ

スラグ

ごみを溶融炉内で1,300℃の熱で溶融したものを,スラグ冷却装置の水槽内で冷却した粒状の物質です。


▼スラグの利用例

アスファルト インターロッキングブロック スラグを混ぜたブロックで作った石巻広域キャラクター
アスファルト インターロッキングブロック スラグを混ぜたブロックで作った石巻広域キャラクター

鉄分

鉄分

磁選機で酸化度の少ない鉄分を回収します。(有価物としてリサイクル)


アルミ

アルミ

非鉄選別機でアルミを回収します。(有価物としてリサイクル)